三重こどもの未来をつなぐ会
(分析:福田久稔)
アンケートの概要
仮説
所得に関係なく、フリースクールに通う子どもがいる世帯は、経済的負担が大きく、全般的な支援が望まれている。
回答方法
インターネットを利用して実施
対象者数
不登校(行きしぶりを含む)の保護者
調査期間
2024 年 8 月 5 日から 31 日までの 27 日間
回答数
120 件の回答を頂戴した(母数は 29 万で統計的に誤差 10%)
得られた結論
仮説は正しい。
不登校や行きしぶりの子どもがいる家庭の多く(97%)は、経済的支援を望んでいる。
通えていない保護者の半数(49%)は、経済的に難しいと回答している。
通えていない子どもの保護者の多く(96%)は、経済的支援があれば、通わせたいと思っている。
その他、わかったこと
不登校、フリースクールについて情報提供されていないこと。
フリースクールでも対応できない、ひきこもりや体調(こころやからだ)不良のこどもたちをどうするか、検討が必要なこと。
このことから次のステップへ
フリースクールと学校、家庭の連携を図り、フリースクールに通える子どもが通える環境を早急に構築する必要がある。
そのためには、保護者の経済的負担を軽減する必要がある。
これにより、不登校児童・生徒の主体的な学習をフリースクールが担い、等しく学ぶ機会を提供し、誰ひとり取り残すこと
のない、教育環境を構築することができる。
そのための方策を検討し、実行に移す必要がある。